BBクリームの選び方
BBクリームの選び方といっても、人それぞれBBクリームに求めているものが異なるので一概には言えません。
ここでは選び方の基本を押さえておきましょう。
1.本来の役割を忘れない
第一に、BBクリームの役割を忘れないことが大切です。
BBクリームは本来、傷ついた皮膚を保護し、鎮静化させ、保湿することが目的です。
カバー力があるといっても、そこまで大きな期待をしないことです。
全てのシミやシワ、毛穴やニキビが隠れるわけではありません。
また、美白や美肌効果に大きな期待をするのもどうかと思います。
2.口コミで選ぶ
お試しができない通販であれば、信頼できる口コミを参考にするのがいいでしょう。
ただし評判がいいからといって、あなたの肌に合うかどうかはわかりませんので、過度な期待は禁物です。
3.成分・効果で選ぶ
敏感肌なら天然植物成分やパラベンフリーなど肌にやさしい成分、乾燥肌ならコラーゲンやヒアルロン酸やエラスチンなどの保湿成分、肌再生してエイジングケアしたいならEGFやフラーレンなどといったように、お肌の悩みに合わせて欲しい成分を配合しているBBクリームを選んでもいいでしょう。
4.UVカット
UVカット効果が欲しいなら、SPFやPAを参考にしましょう。
SPFは、Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の頭文字であり、紫外線B波(UVB)を遮断する効果の程度を表す指標です。
SPF1で20分の効果、SPF30では600分の効果です。
日光浴で肌が真っ赤に焼けたり、水膨れができたり、このように日焼けの主な原因となるのが紫外線B波です。
紫外線B波はエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。
現在の日本では、SPFの上限は50+となっています。
測定方法に限界があるため50以上の数値は信用性が低いと言うことで上限が設定されました。
しかし、実際にはSPFが30以上なら、効果に大きな差異がないのが実状のようです。
PAは、Protection grade of UVAの略語であり、紫外線A波(UVA)の防御力を示す日本発祥の指標です。
PA+(効果がある)、PA++(かなり効果がある)、PA+++(非常に効果がある)の3段階に分類されます。
紫外線A波は真皮にまで浸透し、コラーゲンを変性させ、これがお肌の弾力をうばってシミ・シワ・たるみを作ります。